いろんなカニの種類って?
これまで一般的には、カニといえば、ズワイガニ、タラバガニ、毛蟹、ワタリガニ程度しか見かける機会はありませんでした。
ですが、インターネットの普及によって、様々なカニを入手することが可能になり、これまで特定の地域以外ではほとんど知られていなかったカニを食べるようになった人も多いことでしょう。
インターネットで検索すると、本当にたくさんの種類のカニを探すことができます。
紅ズワイガニ、セコガニ、高足ガニ、松葉ガニ、越前ガニ、加能ガニ、アブラガニ、イバラガニ、花咲ガニなどが、比較的有名なカニだと思います。
ちなみに、松葉ガニ、越前ガニ、加能ガニ、セコガニは全てズワイガニです。
獲れた地域や雌雄によって名前が変わっているだけなのです。
でも、産地や雌雄によって大きさや味にも違いがあるため、呼び名の違いに意味がないわけではありません。
カニの種類や呼び名、特徴を知ることで、自分の好みに合ったカニを購入しやすくなるはずです。
ただ、場合によっては、外見の似ている紅ズワイガニをズワイガニとして、アブラガニをタラバガニとして販売する悪徳業者もいるようですから、購入の際には注意してください。
紅ズワイガニは価格がズワイガニより安いだけではなく、味や食感が劣るといわれています。
一般的には缶詰などの加工用として利用されているカニです。
アブラガニは、人によってはタラバガニより好まれることがあります。
いずれにしても、カニの種類を偽って販売するのは不誠実ですよね。